インプラントの寿命を長持ちさせる!歯磨き粉を選ぶポイント

歯を失ってしまった場合の治療法として知られているインプラント治療ですが、「第2の永久歯」とも言われるほど長く使用できることをご存知でしょうか。インプラントは見た目の美しさや噛み心地が優れているだけでなく、その耐久性にも優れているのです。
しかし、その寿命はメンテナンス次第で大きく変わってきてしまいます。歯医者さんに
よる定期的なクリーニングやセルフメンテナンスを怠ってしまうと、予想以上に早くダメになってしまうということがあります。毎日きちんと歯磨きを行っていても、使用している歯磨き粉がインプラントの寿命を縮める原因になってしまうかもしれません!

インプラントの寿命

インプラントの寿命

失った歯を補う方法には、インプラントだけでなく入れ歯やブリッジなどがあります。それぞれの「平均寿命」を見てみると、入れ歯は約5年、ブリッジは約8年程度と言われていますが、インプラントは10年たっても約9割の人が使用し続けているのです。きちんとメンテナンスを行っていれば10年以上使うことは可能で、中には40年近く使用しているという方もいらっしゃるようです。
インプラントは虫歯になってダメになるということはほとんどありません。だからと言って、歯磨きをしなくても大丈夫ということはなく、天然の歯と同じようにきちんと歯磨きをすることが必要です。インプラント治療後に特に気をつけなくてはならないのが、歯周病に似ている「インプラント周囲炎」です。人工歯は天然の歯よりも細菌が繁殖しやすいため重症化しやすく、ひどくなってしまうとインプラントを外さなくてはならなくなってしまいます。少し高いけれど長く使えるから…と決心してインプラントを入れても数年で外すことになってしまっては台無しですね。

歯磨き粉の種類

毎日使う歯磨き粉ですが、その成分について考えたことはありますか?最近では、たくさんの種類があるのでどれを選べばいいのか、迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。CMを見るとどれもすごく効果がありそうだし、値段が高い方が効き目がありそうな感じもするし、どんな違いがあるのか見極めるのが難しいですよね。
歯磨き粉は大きく分けると、化粧品(ハミガキ類)と医薬部外品(薬用ハミガキ類)の2種類あります。歯磨き粉が化粧品?!と思うかもしれませんが、歯の表面の汚れを落として綺麗にする「研磨剤」や湿潤剤、発泡剤、すっきりとした爽快感を得られる「香味剤」を基本成分とした歯磨き粉は化粧品(ハミガキ類)に分類されます。一方、フッ素などの有効成分が添加されている歯磨き粉は医薬部外品(薬用ハミガキ類)になります。有効成分には、フッ素以外にもタバコのヤニを除去する効果が期待できるポリエチレングリコールなどがあります。医薬部外品の歯磨き粉は、歯を綺麗にするだけでなく虫歯や歯周病などを予防する効果も期待できます。これらは、歯磨き粉の裏側をよく見ると書いてあるので、自分のお口の状態に合わせて選んで見ると良いでしょう。

インプラント治療後に最適な歯磨き粉は?

インプラント治療後に最適な歯磨き粉は?

では、インプラント治療後はどのような歯磨き粉を選ぶとよいのでしょうか。歯磨き粉の成分で気をつけなくてはならないのが、「研磨剤」です。舌で触った時にザラザラした感じの大きな粒子が研磨剤ですが、この粒子がインプラントと歯茎の間に入り込んで炎症を起こす原因になることがあります。歯を綺麗にするためにと選んだ歯磨き粉が逆に歯にダメージを与えてしまっては本末転倒ですね。インプラント治療後は、研磨剤不使用のものや歯磨きジェルを使用するようにしましょう。市販のものでは、成分を見てもどれがいいのかよくわからない…という場合には、歯医者さんに相談してみると良いでしょう。
また、どんなに有効成分が多くふくまれている歯磨き粉でも、たくさんつければ効果が高まるというものではありません。歯磨き粉の適量は「米粒大」程度です。もしかすると、皆さんはもっとたくさんつけているかもしれません。歯ブラシの幅いっぱいにつけているなんてことはありませんか?お口の中で歯磨き粉がたくさん泡立っているとそれだけで綺麗になった気分になってしまい、磨き残しが発生してしまうこともあります。歯磨き粉は「米粒大」で大丈夫ですよ。

歯医者さんによるメンテナンス

インプラントを長持ちさせるためには、当然ですが「歯磨き粉選び」だけでは不十分です。磨き残のない正しい歯磨きを心がけましょう。自分で丁寧にお手入れしていても、見落としがある場合もあります。インプラント治療後は定期的に歯医者さんによるメンテナンスを受ける必要があるので、忘れずに行くようにしましょう。磨き残しやインプラント周囲炎の危険がないかなど口内の状態以外にもインプラントに不具合がないかなど、インプラントを長く使えるようにメンテナンスを受けることができます。「第2の永久歯」として、インプラントを一生使っていけるようにしましょう。