インプラント治療について

光機能化インプラント

光機能化技術
~失敗しないインプラント手術のための世界最先端技術~

光機能化技術によりインプラントの接着力が大幅にあがりました

光機能化技術とは、紫外線領域内の特殊な光でインプラント表面を処理する技術です。 光機能化により、インプラント表面は、チタン劣化から回復し3つの効果が付与されます。

インプラント治療の失敗は骨接触率が大きく関わります

これまで、インプラントが失敗するかどうかは、使用するインプラントメーカー、そのインプラントの表面形状の違い、術式、術者の熟練度に大きく影響されると考えられてきましたが、実はインプラント体の原料となる「チタン」表面の経時な変化、すなわちチタンエイジングが失敗の問題であるということに着目されたのです。
インプラント周囲にどのくらい骨ができているかは、「骨インプラント接触率」でというもので判定します。

骨接触率

通常、インプラントの骨の接着面積は40%~60%程度が限界でした。
しかし光機能化したインプラントでは、骨接触面積約98%を超えるのです。
通常のインプラントは、メーカーがインプラント本体を制作してから、早くても3か月ほど経ってから私たち歯科医の手元に届きます。したがって、手元に届いた時点では、すでにチタン表面は炭化水素による汚染から骨接触率が約30%も低下しているのです。小川隆広先生(現UCLAワイントロープセンター及び補綴学講座准教授〈終身教授位〉は2009年5月米ワシントン紙や日本の新聞にも報じられた特殊な紫外線を当てることによってチタンの表面が親水性になることや、炭化水素の化学的汚染やそのほかの効果によってチタンエイジング現象を再生(回復)できることをつきとめました。

小川隆広先生の発表された内容によると・・・

◆インプラント材料であるチタンは、時間とともに表面の性能が落ちていくというものです。つまり、チタンも人間と同じように年をとるということなのです。

従来入れ歯とは大きさ・形が違う

今まで、世界中の医師や歯科医師は、同じインプラントがあった場合、時間が経ってもその性能や性質は変わらないと定説として考えられていました。
現在のインプラントに水をたらすと右の写真のように水滴になり(疎水性)、これが世界中で普通だと思われていました。
しかし、工場で作られた直後のチタンは、水との馴染みが非常に良いこと(親水性が良い)が分かり、時間と共に水との馴染みが悪くなったいくことが 最新の研究技術で分かったのです。
それだけでなく、工場で作られた直後の新鮮なインプラントの周りには、多くの骨ができますが、時間が経ったインプラント(現在使われている普通のインプラント)では、 結合する骨の量が新鮮なインプラントと比べて半分ぐらいしか出来ていなかったのです。
もちろん、それでも十分な結果は得られていたのですが、さらに性能の良いインプラントを使うことができれば、インプラントが成功する確率は 大幅に上がるということです。しかし、現在のインプラントでは、工場から出荷する段階で、既に製造から数ヶ月たっている状況ですので、 作られてスグのインプラントを使うことなど不可能だったのです。

しかし、今回小川先生が発表された研究によると、時間が経ってしまったインプラントに、特殊な光を当てることにより、 表面がキレイになり、工場で作られた新鮮な状態を取り戻せるということが分かりました。

光をあてる前と後でのチタンの変化

従来入れ歯とは大きさ・形が違う

常に進化し続ける安全・安心のインプラント手術を提供します

当院では、今回ご紹介した光機能化技術をいち早く導入して、安心・安全のインプラント手術をしています。
インプラントは世界中で研究がすすめられ、日進月歩で進化しています。逆にいえば、「まだまだ安全のためにやらなくてはならないことがたくさんある」ということです。ですから、常に、世界中から情報をキャッチして、安全・安心のインプラント手術を提供することが歯科医師としての責務であると考えています。

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