電話番号 0120-418-889
アクセス
資料請求
お問い合わせ
歯科コラム

オールオン4と総入れ歯、かかる費用の違いは?

虫歯や歯周病などですべての歯を失うと、適用できる歯科治療は限られてきます。

一般的には、総入れ歯か、インプラント治療の二択となります。そこで知りたいのは、治療にかかる費用の違いですよね。ここでは、インプラント治療におけるオールオン4と総入れ歯について、治療方法や費用の違いについて詳しく解説します。

インプラントのオールオン4とは

インプラントのオールオン4とは

インプラント治療は、顎の骨に人工歯根であるインプラント体を埋め込む治療法で、その利便性や品質の高さから、多くの人が施術を受けるようになりました。そんなインプラントでは、すべての歯を失った症例に対して「オールオン4」と呼ばれる治療法が適用されます。これは文字通り、4つのインプラント体の上に、すべの人工歯を乗せる治療法です。ですから、すべての歯を失った症例でも、その数だけインプラント体を埋め込むのではなく、埋入インプラントは4本に限られます。その上に、総入れ歯のような形態の人工歯10~12本を装着することで、歯列を回復させます。

オールオン4の費用について

オールオン4は、総入れ歯と比較すると安定性や機能性、それから装着感や審美性など、多くの点で優れた補綴治療です。ただ、保険が適用されないため、治療費が高額になる点がデメリットといえます。

まず、術前検査や診断料として、1万5,000~5万円程度かかります。ここには、歯科用CTによる精密検査費用なども含まれます。次に、インプラントを埋入するための手術費用として、120万~180万円程度かかります。ここには、インプラント体やアバットメントの費用、設備や器材の使用量なども含まれます。その後、インプラント体が顎の骨に結合したら、上部構造と呼ばれる人工歯を製作するのですが、この費用として60~180万円程度かかります。

インプラント治療は、自費診療であるがゆえに歯科医院が費用を自由に設定できるため、上述したような大きな開きがみられます。また、使用する材料によっても費用が大きく変動することも関係しています。そういったことも踏まえた上で、インプラントのオールオン4にかかる費用の総額は、180~360万円程度といえます。

総入れ歯とは

総入れ歯は、歯をすべて失った際に適用される、最も一般的な補綴治療です。人工歯と歯茎の部分からなるシンプルな構造で、患者さん自身が着脱しながら使用していく入れ歯です。インプラントのように歯根の部分が存在しないため、顎の骨への刺激が少なく、経年的に顎骨が痩せていきます。それに合わせて、入れ歯を調整したり、場合によっては作り直したりしなければならなくなります。また、審美性や機能性、装着感などはインプラントのオールオン4より劣ります。ただし、保険が適用されるため、入れ歯製作にかかる費用は非常に安くなっています。

ただし、義歯は唾液腺を抑え、発言しにくく、違和感があり、年間1mm程度の骨吸収を起こします。義歯も安全なものとは言えません。

総入れ歯の費用について

総入れ歯の費用について

総入れ歯を保険診療で作製する場合、まず術前検査や診断料として1,500~2,000円程度かかります。ここには、口腔内診査やレントゲン撮影、口腔内の写真撮影にかかる費用も含まれています。次に、入れ歯を作製するにあたって発生する費用ですが、2万~2万3,000円程度となっています。ここには、型取りやかみ合わせの調整費用なども含まれています。以上を合算すると、総入れ歯にかかる費用としては、2万2,000~2万5,000円程度が目安となります。この金額は、保険が適用された場合のものですので、基本的にどの歯科医院で治療を受けても同じとなります。

ちなみに、総入れ歯を保険診療ではなく、自費診療で作製することも可能です。もちろん、総入れ歯の自費診療に対応している歯医者でなければいけませんが、その場合は、入れ歯に使用する材料を自由に決めることができますし、設計や治療方法も多くの選択肢から選ぶことが可能となります。そうすることで、機能性や審美性などを保険の総入れ歯より向上させることができます。ただ、その場合は自由診療ということもあって、個々のケースで治療にかかる費用が大きく異なりますので、まずは歯科医院の歯医者に相談してみましょう。

まとめ

インプラントのオールオン4と総入れ歯とでは、治療にかかる費用が大きく異なります。

インプラントの場合は、数十万から百数十万円の費用がかかりますが、保険適用の総入れ歯であれば2万円程度で作製することが可能ですので、経済面を優先するのであれば、圧倒的に保険適用の総入れ歯がおすすめです。

けれども、保険適用の総入れ歯は、見た目があまり良くなく、経年的に顎の骨が痩せていくというデメリットもあり、入れ歯を修理・再製作する機会も多くなりがちです。そうした点も踏まえると、インプラントのオールオン4が必ずしも高すぎる補綴治療とはいえなくなります。ですので、オールオン4か総入れ歯の治療で迷われている方は、まず入れ歯やインプラントを専門に行っている歯医者に相談してみましょう。治療に対する要望を細かく伝えることで、最良の治療法を提案してくれることかと思います。

 

免疫力を上げるためには口腔ケアが必要です
ウイルス対策、滅菌体制に関して

当歯科医院は、患者様一人一人に対して、全ての器具を滅菌しています。手袋など、手用器具も、全て患者様ごとに廃棄しています。院内では、施術場所に、空気洗浄機が備えてあり室内空調を管理しています。インフルエンザウイルスの防備に最善を尽くしております。

また、体調管理の為、インプラント 抜歯時や、歯科治療時に、歯科麻酔医が、モニターで、血圧、心電図などを把握して、点滴を行い痛みの軽減、施術部位の腫れを必要最小限に抑える歯科医療を行なっております。

インスタグラム

歯科コラム

歯科コラム一覧
コラム
ゴールデンウィーク休診のお知らせ
年末年始休暇のお知らせ
9月の休診日のお知らせ
8月の休診日のお知らせ
年末年始休診のご案内
お知らせ一覧