総入れ歯を考えていた人にとって画期的な治療「オールオン4」

現在ポピュラーとなった治療法のひとつであるインプラント。しかし全く歯がない人や、多くの歯を失った人にとっては、10本以上のインプラントを埋め込む必要があるなど、費用や手術時間、治療期間を考えるとデメリットも多く、おすすめできる治療法とは言えませんでした。そこで新たに登場した画期的な治療が「オールオン4」です。総入れ歯を考えていた人も、オールオン4であれば今までとは異なり、手軽にインプラントを取り入れることが可能です。ここでは画期的なオールオン4について詳しく見ていきましょう。

■オールオン4とは?

オールオン4とは?

オールオン4とは、最低4本のインプラントを埋め込む治療方法です。あごの骨の状態によっては、埋め込むインプラントの本数が多少は多くなることがありますが、今までのインプラントに比べると格段に本数が減りました。また、一番の特徴は抜歯・インプラントの埋め込み・仮歯の装着の3つが1日で可能になったこと。現在使用している総入れ歯を装着したまま歯科医院を訪れ、治療後は仮歯を入れて帰ることも可能なのです。短期間で仮歯を入れることができる画期的な治療法であるオールオン4。インプラントを斜めに埋め込み、力を均等に配分する技術によりたった4本で全ての歯を支えることが可能なのです。

■オールオン4の治療の流れとは

オールオン4では、治療の流れを大きく3つに分けています。初日は、レントゲン撮影や治療計画。ここでは噛み合わせの確認やカウンセリングが中心です。不安な点や質問があれば、このときにしっかり歯医者さんに確認しておきましょう。そして2回目に抜歯、インプラント埋め込み・仮歯装着、調整まで進みます。約半年後には3回目の治療として、仮歯から最終ブリッジに交換して完成です。今回ご紹介した内容はあくまで治療の流れの一例です。歯の状態や口の中の状況によって治療ペースは変わりますのでご注意ください。

■総入れ歯にはないオールオン4のメリット

総入れ歯にはないオールオン4のメリット

次に、総入れ歯とオールオン4を比較した際のメリットについて見ていきましょう。総入れ歯の場合、入れ歯と歯茎の間に食べ物カスが入り痛みが生じたり、噛む力が弱く特に硬いものが食べられないというデメリットがあります。しかし、オールオン4の場合は、自分の骨の中に埋め込んだ上で他の歯を支える仕組みのため、隙間ができにくく食べ物カスが入り込みにくい仕組みとなっています。また「骨の中に埋め込む=しっかり固定される」仕組みのため、噛む力が分散せず、まるで自分の歯のように食べ物を噛むことが可能です。総入れ歯の場合、食後に入れ歯を外さなければいけない、入れ歯がずれて発音できないなどの不便さが生じます。しかし、オールオン4であれば食後は歯磨きだけでOKです。また、埋め込み固定されていますのでズレることもなく、明瞭な発音や発声が可能になります。